メッセージ

私たちの事業のはじまりは、創業者である川井雄一がお惣菜屋を営んでいた頃に遡ります。閉店後、その日の売れ残りや生ごみを毎日自分で処理場へ持ち込む作業は、大きな負担でした。創業者は、「きっと同じように困っている人はたくさんいるはず」「自分がまとめて処理場へ運べば、みんなが助かるのではないか」との想いを抱き、そこから、少しずつごみを集め始めたのが、私たちの第一歩です。

おかげさまで今では、北海道内において業界トップクラスの企業となりました。規模も社員数も大きくなりましたが、「北の大地を清くする」という創業者の想いや、社是である「一人は皆んなの為に、皆んなは一人の為に」の精神は、今もしっかりと受け継がれています。
そして現在、「人を愛し、仕事を愛し、愛し愛される会社」を指針とした考えが全社員の心に根付いています。
それは、2018年、北海道胆振東部地震の後に北海道全体が大規模停電に見舞われた際も、また新型コロナのパンデミックが起き、日本中が不安に包まれている際も、決して仕事を止めず、街の衛生と人々の安心を守り続けた社員一人ひとりの行動に表れています。当時、市民の方から「いつもありがとう」と感謝のお手紙をいただいたことは、日々の私たちの励みとなり、この仕事への誇りをより一層強くしてくれました。

今回、新たな仲間をお迎えするにあたり、私たちが期待することは、経験やスキルではありません。この仕事の社会的意義に共感し、誠実に向き合う姿勢です。会社としても、これから入社されるみなさんが北清企業で働くことに誇りを持ち、仲間と共に成長し、安心して長くキャリアを築いていけるよう、より一層働きやすい環境づくりに努めてまいります。

私たちの想いに共感し、北海道の未来、そして社会の未来を共に支えてくださる方との出会いを心から楽しみにしています。